看護師の夜勤中、夜勤明けはついつい食べ過ぎてしまいがちです。
多くの看護師は勤務を続ける上で早食いを習得しますが、早食い＝ドカ食いしやすい食べ方です。さらに夜勤明けの判断力低下やストレス解消も相まって、コンビニで買い過ぎたりファストフードなどをガッツリ食べてしまったりしてしまった経験はありませんか？ストレス解消自体は必要な行為ですが、夜勤の度にそんな食生活を繰り返すと肥満などの悪影響が出てしまいます。

夜勤中・夜勤明けの食べ過ぎを防ぐには、夜勤前からの食事を「朝食」、夜勤中は「昼食」、夜勤後を「夕食」とみなした食生活を心掛けてみましょう。

まず夜勤前、夕方・夜に食べる「朝食」は、勤務の1時間前に炭水化物中心にタンパク質・野菜をしっかりと摂りましょう。特に炭水化物はここでしっかりと摂っておくことで、夜勤中のエネルギー源として活躍します。

続いて夜勤中、真夜中に食べる「昼食」は腹八分目を心掛け、チーズやヨーグルト、サラダチキンといったタンパク質を多めに摂りましょう。お菓子は即効性のあるエネルギー源になりますが、糖分を多く含むので血糖値が上がる＝疲労感や眠気に繋がります。タンパク質はそうした高血糖状態を早めに下げる効果があると研究結果が出ています。

最後に夜勤明けの「夕食」は、炭水化物を抜く、もしくは消化の良いうどんなどで控えめにしましょう。魚や豆腐、納豆といった脂肪分の少ないタンパク質が理想的ですが、乳製品をつかったシチュー、グラタンもおすすめです。帰宅後に睡眠をとる2時間前までに食べましょう。