忙しい看護師の食事には「汁物」を足そう!

コンビニ弁当やカップ麺は、食事を用意する時間が難しい看護師にとって強い味方です。
塩分の多さや栄養の偏りなど、体によくないとは思いながらも、物理的な手間を考えればお弁当などとんでもない、社員食堂でゆっくり食べる暇なんてない、という人もいるのではないでしょうか。患者の健康を気にかけられても、看護師自身の食事がおろそか、なおざりになりがちなのが看護師のよくある問題です。

忙しい看護師の食生活の中で、1点だけでも改善を試みるなら、「食事に汁ものを必ずつける」ことです。おすすめはフリーズドライの味噌汁、次点で固形の卵スープ、ワカメスープなどです。さっと食べる人は冷たい飲料で固形物を流し込みがちですが、これは「一気に食べやすい」ことが早食い・大食いを助長させてしまいます。一通り食べた後に「ちょっと物足りないな」と感じてお菓子やデザートに手を出してしまいがちな人は、このタイミングに温かな汁物を飲むことで、カロリーとしては圧倒的に低く、満腹中枢が働きだす時間を稼げるのです。

また一気に飲めないくらいの温かな汁物は水分補給になるだけでなく、食事の満足感を増加させます。フリーズドライの味噌汁・スープ類なら、大きめの耐熱マグカップがあるだけで、毎日違うお弁当を持っていくよりも手軽にバラエティや栄養に富んだ1品が持ち込めるのです。

ただしこれは「カップ麺のスープまで飲み干すべき」という話ではありません。カップ麺の塩分量はスープまで飲み切るとかなりの量になります。カップ麺が作れる=お湯は用意できる環境があるので、白湯を飲むだけでも改善されます。